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内臓脂肪を燃焼させる方法

内臓脂肪は燃焼しやすい部位です。脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があります。内臓脂肪は腹筋の内側の、小腸の周りについている脂肪のこと。それに対して皮下脂肪とは、お腹以外の全身に付いている脂肪のことをいいます。

なぜ内臓脂肪が燃焼しやすいのかというと、小腸で吸収された栄養素の「一時保管所」の役割を担っているからです。食事で摂取した栄養素は、小腸壁から吸収されます。そして全身で必要としている筋肉細胞や脂肪細胞に、供給するというプロセスをたどります。

しかし食事から摂った栄養素が、その場ですべて利用されつくすわけではありません。とりあえず必要な分だけを、血液に乗って運んでいくわけです。それ以外の余分な分に関しては、内臓脂肪にとりあえず保管しておくのです。

このように内臓脂肪はたまりやすいという特徴があります。ちょっと食べ過ぎただけでも、お腹が膨れてくるものです。と同時に、内臓脂肪は分解と燃焼がしやすい脂肪でもあります。

たとえば空腹時に、エネルギーが不足した場合、内蔵脂肪分解して、アルブミンと結合させ、遊離脂肪酸として血液中に送り出します。そうして骨格筋や褐色脂肪細胞のミトコンドリアで、エネルギー源とするのです。

空腹時だけではなく、運動時にも内臓脂肪は燃焼されます。たとえば脂肪燃焼運動である有酸素運動ですね。ウォーキングは歩けば歩くほど、体脂肪が分解されて燃焼されていきます。このとき内臓脂肪がある人は、まずは、どんどん内臓脂肪が減っていっているわけですね。

このように空腹時や有酸素運動時に、内臓脂肪は燃焼が促進されます。しかし、いつでも出し入れできるからいいや!といってそのままにしていると、重大な健康被害をもたらします。

なぜなら多すぎる内臓脂肪からは、つねに中性脂肪として肝臓に大量に流れ込んでいるからです。すると当然、血液中に大量に脂肪があふれることに。いわゆる中性脂肪値が高い状態ですね。健康診断などで指摘される部分です。こういった人は、食後の脂肪ではなく、いったん蓄えられた内臓脂肪が溶け出して、血液中にあふれているわけです。

そのほか内臓脂肪をそのままに放置していると、悪玉のサイトカインが放出されます。レジスチンやTNF-α、PAI-1、アンジオテンシノーゲンなどですね。これらはインスリンの働きを悪くして高血糖をもたらしたり、高血圧や動脈硬化を促進します。つまりメタボリックシンドロームは、生活習慣病の温床になるというわけですね。

内臓脂肪は燃焼しやすいから大丈夫だといって、そのままにしていると、その間に動脈効果が進行して、取り返しの付かないことになってしまうわけです。

内臓脂肪は男性に多い傾向があります。女性の場合は、妊娠して胎児を養うスペースを空けておく意味から、あまり内臓脂肪は溜まらないように出来ています。これは女性ホルモンであるエストロゲンの働き。でも閉経後や、無理なダイエットによってホルモンバランスが乱れると、女性であっても内蔵脂肪として蓄積しやすくなります。